スズメバチの捕獲について前回紹介しましたが、このスズメバチの外見はオオスズメバチによく似ているが、若干小さく腹部の縞模様に注目すると2本目の黒い部分が他と比較して太く、軒下などに徳利型の巣を作っていたようなので、コガタスズメバチで間違いなさそうです。
このコガタスズメバチは体長が22㎜から28㎜位で女王バチが30㎜くらいだそうです。5月の中頃から女王バチが1匹で徳利型の巣をつくり、働きバチが6月中旬に羽化して本格的な巣造りを始めると丸い巣になっていくようです。
巣の大きさは縦30㎝横25㎝位になるようで、幼虫のエサにハエやアブ、小型の甲虫やハチなどの虫を巣に持ち帰るようです。攻撃性はスズメバチとしては弱い方ですが、巣を揺らしたりすると攻撃してくるようです。
被害を防ぐには、近くを飛んでいても手や道具を使って追いはらったりせず、巣を発見したら近づかないようにしましょう。また、駆除はする場合は専門業者に依頼することをお勧めします。



初期女王バチが作る徳利型の巣

後期の巣